必見?!自分で叶える物語!SUNNY DAY SONG完全フルバージョンの作り方!!

スクフェスのユーザー数全世界2000万人突破記念キャンペーンで10月28日に「HEART to HEART!」が発売!
10/15(木)16:00よりスクフェスで先行配信!!
μ’sの新曲、待ち遠しいですよね!!!!
そんな今だからこそ、新曲までの間に自分で叶える物語!
いや明らかに今頃感が半端無いんですがw、
今回は、CD発売当初色々と話題になったSDSこと
『SUNNY DAY SONGの完全フルバージョンの作り方』
を紹介します!
そうです、シングルでカットされてしまったギターソロ後半部が含まれたフルバージョンが収録されるとばかり思われていた劇場版サントラのSDSは、実は二番サビ前のフレーズが一部カットされている為に完全なフルバージョンではありません。
今だからこそって書いてますけど、実は発売直後真っ先に自分で作って楽しんでいたんですがw、当初から記事にしようかどうかは迷っていました。
スクリーンショットだけは撮影していたんですが、まず需要が無さそうな記事というのと(笑)、Windows標準のソフトなどで作るにはかなり効率が悪い為、それなりに特殊な編集ができるソフトが必要になったりしてしまうので見送っていたんです。
ですが、あくまで音楽ファイルの編集をしてそういう事も出来るよ、
っていう感じで、
小ネタ的な記事にして紹介できれば良いかなと思い、せっかくスクリーンショットも撮影したので記事を書くことにしました!(笑)
「へぇ~そういう風に編集するんだ~」っていうのを単純に眺めるだけでも、読み物として楽しめるように心掛けてみましたので、宜しければご覧ください!
※PCに取り込んだCD音源や編集した音源は個人の趣味の範囲内の利用に限られます!
※作り方とありますが、編集を助長する目的で書いた記事ではありません。
まずはSDSの現状を把握してみよう!
10/6追記:大変申し訳ございません!!
いつもアルバムバージョンばかり聴いていて、シングルバージョンの自分の聴きこみの甘さを露呈することとなりお恥ずかしい限りです・・・
記事投稿する前に確認しろって話なんですが、ギターソロ後穂乃果ちゃんソロから大さびに繋がる箇所も若干違うんですね^^;
尺的に長い事を完全版とするならば、穂乃果ちゃんソロの後半からはシングルバージョンに戻さなきゃならない!
つまり、シングルバージョンにギターソロ後半部だけを追加するのが、尺的な長さの完全版に値するようです…
(ただ、カットされているというよりもアレンジその物が違う感じなので、好みの問題で好きな方を選んでも良いかもしれません。)
以下記事投稿時のままですが、今後どこかのタイミングで文面を修正したいと思います・・・
紛らわしい記事を投稿してしまい、大変申し訳ございませんでした・・・
かなり簡素な物ですが、下のような図を作ってみました。
(色はあくまで範囲を示す為に用いただけで、実際の尺などを考慮した物ではありません。)
アルバムバージョンでは、ギターソロの後半が追加された代償なのか、シングルで採用されていた2番サビに入る直前の箇所が短く編集されてしまいました…

ですので、完全版を作るにはシングルバージョンの黄色の後にアルバムバージョンがくっつく形になればよい訳です。
この記事では編集の観点から、二つのバージョンに共通する黄色部分の途中でアルバムバージョンに自然と切り替わるようにしていきます。
必要な物
■SUNNY DAY SONGのシングルと劇場版サントラ
これがなくっちゃ始まらない!
■マルチトラック編集可能な音声(もしくは映像)編集ソフト
簡単に言えば二つ以上の音楽ファイルを並べて同時に再生できるソフトです。
一応いくつかソフトを紹介してみます。
【ACID Music Studio 10】
自分のVAIOに付属していた物の最新バージョン。このソフトのVer.9で記事のスクリーンショットは撮影しています。
なお、このエディションが最も安い物だったハズ。上位のエディションとかだと簡単に万超えますw
http://www.sourcenext.com/product/sony/acidstudio/?i=from_sony
【ACID Xpress】
ACIDのフリー版ですが、英語なのと、使用開始前に無料のメンバー登録が必要です…最近そういうの多くて面倒ですよね。
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/acidxpress/
【SONAR】
自分が長年愛用してきたDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)。値段が高いので名前だけ紹介。
【RadioLine Free】
一応フリーソフトでも探してみました。フリーでも色々な機能があて凄いです!
なんとか似ていることが出来そうなソフトですが、このソフト独特の操作という物がありますので、この記事の通りそのままの操作感とは当然異なります。
http://soundengine.jp/software/radioline/
※なお有料のソフトには体験版が用意されていますが、編集を体験することはできても、一番最後の最重要機能である保存ができません。
【1】まずは音声素材を読み込みます!
ここからは先程紹介したACIDのMusic Studio 9.0という物での操作と画像で説明していきます。
(ACIDでなくても、マルチトラックを扱える有名メーカーから発売されているようなソフトの類であれば、比較的似ている操作で編集が可能だと思います。)
手持ちのCDをMP3やWAVファイルなどでリッピング(パソコン上に取り込む)したら、そのファイルをドラッグしてきてソフトにそれぞれ配置します。
配置すると以下の写真のように波形が表示されます。それぞれの波形の素材は一般的にはクリップなどと呼ばれます。

(サニデイフルと名前の付いているクリップはアルバムバージョンの事です。紛らわしくて申し訳ありません^^;)
※自分のバージョンのACIDだとこういうのが出ますが、無視して×推してOK

波形を見ると、シングルバージョンは冒頭の無音部分が長いため揃っていませんね。
ですのでこの状態で再生すると、当然タイミングがずれて二つの曲が再生されます。とても聴いてられない状況ですw

なお、通常は問題ないと思うのですが、ボリュームスライダーが0.0dBであることを確認します。
このスライダーが0.0dBとは、元の音源に設定された音量と同じボリュームということです。消音という事ではありません。
(あまりメインで使っているわけじゃないのでよく設定いじってないんですが、ACIDでは配置すると-6.0dBに自動的になっちゃう?)

また編集の際に波形を拡大して確認する必要が出てくるので、一応拡大縮小について書いておきます。
取り込んだ音声素材を配置したフィールドの右下にある+-を操作することで、横方向または縦方向に拡大縮小が可能です。


【2】波形をピッタリに合わせるぞ!
二つのバージョンで共通している黄色部分の波形が重なるように、アルバムバージョンの再生位置をずらします。

(この図せっかく作ったのに、実際の画面の説明ではアルバムとシングルが逆の位置に配置されてますね^^;紛らわしくて申し訳ないです・・・)
配置した素材の位置を自由に動かせるように、スナップという機能をオフにします。

横にスクロールさせて、なんとなく波形が合わせやすそうな箇所を見つけられたら、マウスでアルバムバージョンの素材をドラッグして、波形を合わせます。

一見二つの波形があっているように見えますが、拡大すると実は若干ずれているため、大雑把に合わせたこの状態で再生しても、エコーが掛ったような状態で再生されます。
さらにピッタリ合わせるために、黄色部分の波形の中で変化が激しい(音で表現すれば小→大に一気に変化してるような箇所)を探します。何処か目星を付けたら、+ボタンで波形の表示を拡大させます。

クリップを選択した状態で
なお、もっと神経質に編集するなら、どちらか一方のフェーズ(位相)を反転させた状態で、再生しながら配置位置を微調整します。

全く同じ波形の位相を反転させて、元の波形と同時に再生すると通常は打ち消しあって無音になります。
今回のSDS、2バージョンの黄色箇所は聴いている分には同じに聴こえても、波形レベルになると若干の違いがあるようです。
再生しながら微調整していくと、二つの波形がごく近い場所になった時に無音にはなりませんが、明らかに音が引っ込んだような状態になります。そこが極めて二つの波形が近い箇所という事になる訳です。
二つの波形の位置を合わせることができたら、反転させた位相を元に戻しておきます。

【3】クリップを分割!
クリップを分割しても音がブツっと切れたりする訳ではありません。編集する際に、分割したクリップ単位で編集が可能になるため、移動や削除などの編集が可能になるという訳です。

黄色箇所で波形を合わせているため、考え方的には黄色のどこでアルバムバージョンに入れ替わっても違和感はないはずですが、なんとなく波形が認識しやすい場所を発見できたら、その位置をクリックします。

右クリックすると表示されるメニューから「カーソル位置で分割」を選びます。
(画像だとアルバム側だけ選択している状態ですが、二つのクリップを選択(shift押しながらクリック)した状態で右クリックを押せば、二つ同時に同じ個所で分割されたと思います。)

二つのクリップを同じ場所で分割するとこんな感じ。今このソフト上には合計で4つのクリップがあるという事ですね。

【4】不要な部分を削除しよう!
この図が画面と逆転していて最大に紛らわしいんですがw、アルバムバージョンの前半のクリップとシングルバージョンの後半のクリップを削除します。

削除はいたって簡単です。
アルバムバージョンの前半のクリップだけを選択した状態で「Delete」ボタンをクリック!
同様にシングルバージョンの後半のクリップだけを選択した状態で「Delete」ボタンをクリック!

これで再生しても、結構それっぽく繋がって聴こえると思うのですが…
クリップの分割部を拡大すると、境目でごく短い時間フェードアウトとフェードインが勝手に追加されています。
(弧を描いた線がボリュームを表しています。)
ですので、クリップの左端にマウスカーソルを当て、画像のようなアイコンが表示されている状態で左にドラッグします。

(分割したクリップは、実は表示が隠されているだけで、上の方法でドラッグすると隠された波形を少しづつ表示することができます。)
二つのフェードイン・フェードアウトが画像のように重なればOK!俗にいうクロスフェードという状態ですね。
これで、シングルバージョンが流れて、音がフェードアウトしつつ、アルバムバージョンがフェードインしてくるため、まったくつなぎ目がどこだか判らないように違和感なく繋がっているように聴こえるハズです!

【5】保存しよう!自分で叶えた物語!
最後に、二つのクリップを一つの音声ファイルとして保存します。
メニューバーの「ファイル」から「レンダリング」を選択します。

保存したい形式を選択・設定して、名前を付けて保存!

MP3などの一般的なファイル形式を選んでいれば、作成されたファイルを通常のプレイヤーで再生することができるはずです!
ようやく、自分で叶える物語が完了しました!
(なお、作成したファイルにはタグ情報などが入っていない(何かしらの音楽プレイヤーで再生した際に表示されるアルバム名や曲名、アルバムアートなど)が付与されていないので、タグエディタなどを利用して設定する必要があります。再生だけが目的であればタグ情報の設定は必要ありませんけどね。)
少々説明が雑だったり、画像が紛らわしかったり、不親切な説明が多くなったり、専門用語が出てきてしまって、退屈な記事になってしまっていたら申し訳ありませんでした…^^;
なお、設定の数値を指定して誰でも手軽に編集・作成できるような説明にはあえてしませんでした。
ネットは便利な反面怖い所でもあります!誰が見ているか判らないし、どんな良からぬことを考える人がいるかもしれないネットという公共の場で、簡単に生産できるような方法を紹介して権利者の方に迷惑をかけるようなことをしたら申し訳ないと思ったからです。
とっても簡単…には見えないかも知れませんが、実は完全フルバージョンを作る実際の編集時間は30分も掛っていません。
この需要があるのか無いのか判らないけど勝手に書いた記事wに費やした時間の方が遥かに時間が掛っていたりします(笑)
最近の音楽ソフト事情はあまり把握できていないので、もしかしたら技術の進歩でもっと効率の良いやり方があるのかもしれませんが、とりあえず私はこのような方法でSDS 完全フルバージョンを作成してみました!
今回編集した箇所は、時間的には本当に些細な尺でありますが、それでも拘ってみたくなってしまった遅咲きでした(笑)
T
2015/10/05 (Mon) 04:18| EDIT | REPLY |